ルービック・リベンジ(4×4×4)揃え方 -ステップ2-


4-2. 外周エッジ8コマ(×)の同色ペア揃え

  左図の状態を右図例のように揃えてゆきます。


 さて、ここ「4×4×4」には、「3×3×3」にはないコマの組合せ(色合わせ)作業が入ってきますが、
ここでの組合せ手順は「4×4×4」以降の多キューブでも多用されるものなので必須です。

センター作り(色合わせ)の重点は縦回転でしたが、外周エッジの組合せ(色合わせ)は、横回転に重点をおきます。というのも、正面両サイドの確認のためには、横回転のほうが確認し易いからです。

4-2-1. U2LとU3Rに同色を配置してのペア色揃え

 下左図がコマ色揃えの際のそれぞれの配置パターンです。

 

 一見右から左へ或いは左から右へ移動させれば合わさるような感じですが、左図の状態を右図のように揃えるには、一応の手順を踏まないと、他の位置のコマが移動してしまいます。

  もう一つのペア組手順


 上記の手順を繰り返して、エッジ組合わせの最終局面で、下図例のような色違いの「1+1」の組合わせで最終3組となれば、最後の一手でエッジは完成です。

  〇〇の箇所は色揃いの固定箇所です。

 最後の一手は、他でもない上記チャート4-2-1です。


 あれっ、ペア組みの手順ではなかったのかと思われるかも知れませんが、ペア組みのときも箇所箇所での配置が合っていれば組み合わさっていたのです。
コマの位置関係は下図のとおりです。この位置関係で最終残りの3セットの色揃えが完了します。

 


 しかし、下図のようなケースも頻繁です。
上述の手順は色違い「1+1」の不揃いが3セットのケースでしたが、それが下図のように不揃いが2セットになってしまったケースでは、上記手順は使えません。

 ステップ3の


 「4×4×4」以上の多キューブのエッジの色合わせの最終局面は、三通りに分かれます。組合わさらなかったセットが「3セットのケース」と「2セットのケース」と「1セットのケース」です。
「3セットのケース」はすんなりと組み合わさりますが、「2セット・1セットのケース」はステップが余計に一つ加わります。「2セット」を「3セット」に戻すこともできますが、いずれにしてもワン・ステップ余計にかかります。



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