(19)我慢と注意力
我慢と注意力
◎ 碁は我慢比べ。
◎ 碁はがまんくらべ、辛抱のいい人が比較的勝率はいいようです。(工藤紀夫)
◎ 我慢の味を覚えよ。(石田芳夫)
◎ 「勝つのは悪い碁で、よい碁は負ける」などという逆説もまた真なり。(石田芳夫)
◎ 碁は相手が負けてくれるもの。碁の勝負は、妙手や好手よりミスが幾つ出たかで決まることがほとんどだから、勝とうという気持ちを忘れてミスを防ぐ方が結果につながります。(林海峰)
◎ 開局から終局まで、碁は注意力の勝負ともいえる。手合い違いでない限り、どんな碁でも必ずチャンスがあります。(石田芳夫)
◎ 注意を怠らないでいると、いい手が見つかります。ぼんやりしていると、いい手のほうで逃げてしまいます。(石田芳夫)
◎ 碁というものは道中すこぶる長いものである。始めから終わりまで寸分のスキなく心気を張りつめて打ち通すことは難しく、どこかで気を抜くか抜けることがあるのはやむを得ないらしいのである。(前田陳爾)
◎ 五・六段までは、ガンガン行くことが多かった。それが、名人戦に入ったころかな、高段者の碁を注意して見ると、皆辛抱よく打っている。なるほどな、と思いました。(林海峰)
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